病気の診療で当院を受診される場合に、今までの検査結果等をお持ちいただけるとスムーズに診療を行うことができます。
多くの場合は以下の3パターンに当てはまると思いますので、必要資料をご持参いただけますとありがたいです。

①私がイオンタウンおゆみ野の動物病院で診療していた子の継続診療をご希望いただける場合
②セカンドオピニオン
③お引越しに伴う転院

①私が前職で診療していた子の継続診療を当院でご希望いただける場合

カルテコピーや検査画像などのデータを全てお持ちいただけるのが最もありがたいです。
③でお願いしているような経過報告書よりもカルテコピーが望ましいです。自分が書いたカルテですので。
Googleで「イオンペット 個人情報開示等請求書」と検索すると、一番上にPDFファイルへのリンクが出てきます。
こちらをダウンロードしていただき、必要事項の記入、身分証明書のコピー、郵便小為替1,000円分を同封の上、書面に記載の住所にご送付いただくと、診療記録を全て取得することができます。
その全てをお持ちいただくことで、これまでと同様の診療を行うことができます。
心臓病・腎臓病・特発性てんかんなど、慢性疾患で継続的に内服中の方は診療記録のご持参をお願いいたします。
慢性疾患がなく、避妊去勢以外での手術歴など特別な既往歴がない場合は必須ではありません。

②セカンドオピニオン

今までの検査結果や処方薬の内容がわかる資料をお持ちください。散剤で分包されているので処方された薬の種類がわからない、ということだと当院としての見解を述べることは難しいです。診療明細に薬剤名の記載がない場合は、現在かかっている動物病院に薬の種類と用量をお問い合わせの上でご来院ください。
お話を伺って当院としての見解をお伝えした結果、当院での治療をご希望された場合は当院で治療を行うこともありますし、急性悪化の可能性があるような病態の場合は二次診療施設をおすすめすることもあります。
皮膚の痒みや慢性消化器疾患は当院での治療を提案することもありますが、呼吸器疾患や循環器疾患での治療変更は急性悪化を招く危険もあり、二次診療施設での診察をおすすめするケースが多いです。

③お引越しに伴う転院

かかりつけの先生にこれまでの経過を報告書にまとめてもらってください。カルテコピー、特に手書きカルテでは、他の先生が書いた文字や略号を解読するのが困難です。
また、経過が長い場合、現在重要な点が何なのかの理解が難しいです。
前医からの報告書と、必要な血液検査や画像診断データをいただけるとありがたいです。

逆に、当院から他院にかかりつけの動物病院を変えたいという場合には遠慮なくお申し出ください。
転居に伴うものでなくても全く問題ありません。
経過報告書を作成いたします。電子カルテ情報をエクセル形式で出力はできると思いますが、非常に見づらいので経過報告書が良いと思います。経過報告書の作成には文書作成料を頂戴いたします。