尿の回数が増えた、血が混じる、トイレに何度も行くのに少ししか出ない、排尿時につらそうにしている。
こうした症状は、膀胱炎、尿路結石、尿道閉塞、腎臓や内分泌の病気など、さまざまな原因でみられます。

とくに「尿が出にくい」「何度もトイレ姿勢をとるのに出ない」という場合は、緊急性が高いことがあります。
元気や食欲の低下、嘔吐を伴う場合は、早めの受診をご検討ください。

  • トイレの回数が増えた
  • 尿に血が混じる
  • 少量ずつ何度も排尿する
  • 排尿時に痛そうにする
  • トイレ姿勢をとるのに出ない
  • 失禁や粗相が増えた

膀胱炎、尿路結石、尿道閉塞、特発性膀胱炎、前立腺疾患、腫瘍、腎機能低下、多飲多尿を起こす全身疾患などが背景にあることがあります。
同じ「頻尿」に見えても、膀胱の問題なのか、尿量そのものが増えているのか(多尿)で考え方は大きく変わります。

  • 身体検査
  • 尿検査
  • 血液検査
  • レントゲン検査
  • 腹部超音波検査

尿の異常では、尿そのものの評価に加えて、膀胱、尿道、腎臓の状態を確認することが重要です。
症状の原因に応じて、食事管理、内科治療、処置、外科的対応などが必要になることがあります。

排尿できない状態は、短時間でも全身状態が悪化することがあります。
とくに猫で何度もトイレに行くのに出ない、犬で強くいきむのに出ないといった場合は、早めの受診が必要です。
尿の異常が続くとき、再発を繰り返すときもご相談ください。
犬の女の子の繰り返す膀胱炎は、外陰部低形成であることが比較的多い印象です。陰部周囲を清潔に保つケアを実践しても短期間で再発する場合は手術を行っています。