獣医療
軟部組織肉腫 ※手術写真が表示されます
体表の悪性腫瘍を切除した症例です。 この子は、別の場所にできた良性の体表腫瘤の切除をご希望されておりました。手術当日に体表を精査したところ他にも多数の腫瘤を認めました。切除予定でなかった腫瘤は全て針生検を実施して、1つを […]
レッグ・カルベ・ペルテス病(特発性大腿骨頭壊死症)
レッグ・カルベ・ペルテス病は、特発性大腿骨頭壊死症とも呼ばれる病気です。「特発性」というのは原因不明ということです。芸能人の坂口憲二さんや千原ジュニアさんがこの病気にかかられたことを公表していらっしゃいます。人だと大人が […]
犬の子宮蓄膿症 ※トップに術中/臓器写真が表示されます
犬の子宮蓄膿症は、腹部外科領域の緊急疾患として比較的多い病気です。アメリカなど、国によってはほぼすべての家庭犬が早期に中性化手術をされているそうで、そのような国では動物病院で子宮蓄膿症を見ることは稀だそうです。 日本でも […]
前十字靱帯断裂の治療 TPLO(脛骨高平部水平化骨切術)
当院では前十字靭帯断裂の治療として、Amuse動物運動器外科サービスの高瀬先生にTPLO法による関節の安定化手術を行っていただいております。トップ写真は当院で手術を行った3症例の術後レントゲン写真です。 この記事に興味を […]
犬アトピー性皮膚炎の再定義
犬アトピー性皮膚炎の再定義の話なのに、最初の画像が人の花粉症のですいません。著作権フリーでちょうど良い画像がなくて。 犬アトピー性皮膚炎の定義は現在のところ、2006年に発表された定義が広く使われています。「遺伝的素因を […]
オンライン相談/診療をはじめました
オンライン相談/診療を行う準備を整えました。詳細は以下からご確認ください。https://x.gd/PQ1s4 動物病院でのオンライン診療も本格解禁の流れのようですが、現在のところはまだ初診は不可です。再診もグレーゾーン […]
犬の歯周病の内科的治療・ケア ~抗生剤とエリスリトール~
高齢なので全身麻酔はかけたくないけれども、歯周病が酷くてどうにかしたいというわんちゃんが多くなっている気がします。 歯周病の正しい治療は、歯周病菌の住み家となっている歯石の除去や、歯周組織/歯根の状態によっては抜歯です。 […]
良く吐くけれど元気な猫ちゃんは嘔吐でなく吐出かも
猫って良く吐きますよね。 長毛種は毛玉を吐きますけど、短毛種でもフードがそのまま出てくることが結構ありませんか?うちのぽんちゃんもたまに吐きます。病気でないので別にいいんですけど、そうは言ってもたたむ前の洗濯物の上で吐か […]
猫の歯科疾患 吸収病巣(Tooth Resorption(TR))
猫の飼い主の皆さまは「吸収病巣」って聞いたことありますか? 歯質が吸収されて骨用組織に置換される病気です。ちょっとわかりづらいですね。イメージ的には歯が溶けて消え去ってしまう感じです。骨用組織に置換されるので穴も残らない […]