循環器
肺動脈弁狭窄症 犬の先天性心疾患新着!!
画像は肺動脈弁狭窄のカラードプラ像です。(右傍胸骨大動脈起始部短軸像)下方向への血流を示す青色血流が肺動脈弁を境に様々な色が混じるモザイクパターンを呈していることがわかります。この部分の血流速を計測すると4.0m/sと中 […]
猫の心筋症が食事で改善
猫ちゃんの心臓病はわんちゃんよりも難しいです。何が難しいかと言うと、診断も治療も全てが難しいです。まず、疑うのが難しいです。わんちゃんの場合は、日本では圧倒的に小型犬が多く、小型犬の心臓病はほとんどが弁膜症です。無症状段 […]
愛犬/愛猫の血圧測定 ~心腎疾患(など)と高血圧~
血圧はヒトの病院だと、とりあえず測りますよね。自動測定器があって、「診察に呼ばれる前にご自身で測っておいてください」って言われるイメージです。 では、愛犬/愛猫の血圧を測ったことはありますでしょうか?多くの方はないと思う […]
心臓病犬におすすめのフード
日本で飼育されているわんちゃんは圧倒的に小型犬が多く、小型犬は僧帽弁閉鎖不全症(心臓弁膜症)の罹患率が高いです。治療としては強心薬や降圧薬、利尿剤を用いる内科治療と、閉鎖不全を起こしている弁がしっかり閉鎖するように治す外 […]
犬の心臓病初期にできること
小型犬で最も一般的な心臓病は僧帽弁閉鎖不全症です。心臓の弁に粘液腫のような変性が生じることで弁が完全に閉じなくなってしまい、徐々に心臓の機能が落ちていきます。弁が閉まらなくなることが原因なので、根治的治療は心臓外科手術で […]
犬の心臓病 僧帽弁閉鎖不全症 肺水腫にならないために
小型犬の心臓病と言えば僧帽弁閉鎖不全症です。非常に発生頻度が高い病気なので、獣医療には珍しいほど大規模研究がされている疾患です。外科治療ができる施設も徐々に増えてきておりますし、当院のような一般の動物病院が行う内科治療の […]
症状と原因臓器が異なる病態
こんにちは。原です。ここ最近で同じような犬の2症例の経験をしましたので、ブログでご報告しようと思います。何の病気なのか予想しながらお読みください。主な症状はこんな感じです。 症例1:数日前から尿が黄色い症例2:嘔吐・下痢 […]
猫の心臓病(心筋症)
わんちゃんの心臓病と言えば心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症)で、ねこちゃんの心臓病と言えば心筋症(肥大型心筋症)ですね。 一般の飼い主様からすれば、「ですね」って言われても...だと思いますが、大部分はそうなんです。もちろん […]