食べないって心配

ぽんちゃんです。
この写真は、調子よかった時ですね。
この後具合悪くなりました。今はだいぶ体調が戻りましたが心配しました。

うちに来た当日からめちゃくちゃごはん食べていたのに、ほんの少ししか食べなくなってしまったんです。
吐いたり下痢したりはしないのですが、食欲が低下して結膜炎が再燃してきてくしゃみも出てきて...
疑う病気は、まずはヘルペスウィルス感染症。いわゆる猫カゼですよね。
舌潰瘍がないのでカリシウィルスではなさそう。クラミジアとマイコプラズマとボルデテラは否定はできない。と考えました。
あとは、子猫の体調不良と言えばFIP...不治の病ではなくなりつつあるとはいえ、子猫の飼い主としては怖いです。
でも発熱がなかったので、可能性は低いかなと考えました。

とりあえず食べないのが心配なので、よく使っているミルタザピンを内服させました。
ところが、出てしまいましたセロトニン症候群(だと思う)。
不安そうに一晩鳴いていて大変でした。でも、不謹慎だとは思いますがぽんちゃんは元気だとめちゃくちゃ噛んでくるし抱っこは全然できないので、不安そうで大人しいのはかわいらしくもありました。
しかし、夜間にレントゲンを撮りに行こうか迷うほどの呼吸促拍も認め、効果よりも副作用の問題が大きかったです。ミルタザピンはよく処方するお薬なので大変勉強になりました。こんなんなってしまうこともあるんですね。神経症状は翌日には改善しました。

その後、抗ヘルペスウィルス薬のファムシクロビル内服が効いたのか、現在は改善傾向です。治療反応がいまいちだったら抗生剤ドキシサイクリンの内服をしようと思いましたが、今のところ見合わせています。

本稿執筆現在は症状が改善傾向なので、弱っていた一晩がかわいらしかったなんてことを言っていますが、やっぱり飼い主にとって動物が元気がなく、特に食べないのって心配なんですね。
いや、わかってましたし、もちろん動物を飼うのははじめてではないのですが、子供たちのアレルギーの関係などでしばらく動物を飼育していなかったので、あらためて実感しました。
猫カゼでヘルペスだろうな、と疑ったら早めにファムビルの内服をおすすめしようと思いました。

とりとめもないですが、本稿は「その他」カテゴリーのブログなのでご容赦ください。

2023年7月追記
この記事結構読まれているのですが、若干心配な終わり方してますね。
結局、この後抗生剤ドキシサイクリンの内服も行い、それで改善しました。細菌感染もあったみたいです。
以下は1か月後のぽんちゃんです。元気に肥えてきております。
お腹がゆるくなりやすいのですが、サイボミックスとサイリウムでシンバイオティクスを与えていると良くなるみたいなので、続けようと思います。
今日も元気に家族の足に噛みついています。