獣医療

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フィラリア抗原検査から予防薬内服までは
最長でも1か月

当院では、春の混雑を避けたい方には冬場の閑散期にフィラリア抗原検査を行い、通年予防を行うことを推奨しておりますが、千葉県でのフィラリア予防薬の投与は、基本的には5月からで問題ありません。わんちゃんがフィラリア症になるには […]

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猫の慢性腎臓病 最近のトピック

国内でも海外でも、猫の腎性貧血治療薬の新薬が登場しています。 腎臓は尿から老廃物を排泄するだけでなく、造血作用にも関わっています。腎臓から造血ホルモンであるエリスロポエチンが分泌されなくなると貧血になってしまいます。腎性 […]

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犬の心臓病 僧帽弁閉鎖不全症 肺水腫にならないために

小型犬の心臓病と言えば僧帽弁閉鎖不全症です。非常に発生頻度が高い病気なので、獣医療には珍しいほど大規模研究がされている疾患です。外科治療ができる施設も徐々に増えてきておりますし、当院のような一般の動物病院が行う内科治療の […]

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老犬の夜鳴き フェルガード/ガードワン ベルソムラ

わんちゃんも歳を取ると認知機能不全症候群、いわゆる認知症になることがあります。視力の消失や、歩行が上手くできなくなることで角や隙間で行き詰まるような場合には、円形サークルを導入するなど生活空間を制限してあげましょう。滑り […]

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腸活 アトピー性皮膚炎の治療

寒いですね。でも、わんちゃんにとっては良い季節ですね。お外でたくさん走っても熱中症のリスクは極めて低いですし、アレルゲンの飛散が少なく皮膚の痒みも落ち着く季節です。 皮膚科診療に関しては、FINAL ANSWER ACA […]

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開業1年目の年末所感 ~当院がここにある意味~

2/20開業ですから1年経ったわけではないのですが、なんとなく年末の方が区切り間がありますよね。開業1年目が終わろうとしています。そこそこ動物病院が複数ある場所でわざわざ開業したわけですが、「こんなことでお困りであれば当 […]

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てんかんの治療

ACVIM(米国獣医内科学会)は、様々なコンセンサスステートメントを発表してくれています。コンセンサスステートメントとは、直訳すると「合意声明」ということになるのですが、治療のガイドラインみたいなものです。その分野の専門 […]

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2023年12月時点の当院のシャンプー・保湿剤

こんにちは。原です。シャンプーとか保湿剤とかサプリメントとか、皮膚用製品で無限にあるんじゃないかっていうくらい大量にありますね。動物のシャンプーや保湿剤は、被毛をきれいにという目的もあるのでしょうけれども、皮膚ケア剤でも […]

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FIP 猫伝染性腹膜炎 モルヌピラビルでの治療

FIP(猫伝染性腹膜炎)は、数年前まで不治の病でした。インターフェロンやステロイドなど、様々なお薬での治療が試みられていましたが、致死率はほぼ100%でした。 FIPの発症は以下のように考えられています。通常は猫に対して […]

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症状と原因臓器が異なる病態

こんにちは。原です。ここ最近で同じような犬の2症例の経験をしましたので、ブログでご報告しようと思います。何の病気なのか予想しながらお読みください。主な症状はこんな感じです。 症例1:数日前から尿が黄色い症例2:嘔吐・下痢 […]

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